イミディエイトウィンドウ
マクロの実行中に変数の値やプロパティの設定値を出力したり、
マクロを実行していないときや、ブレークポイントなのでマクロを
停止しているときに、任意の命令を実行できるウィンドウである。
イミディエイトウィンドウの表示方法
[表示]メニュー－[イミディエイトウィンドウ]を選択する。
[Ctrl]－[G]キー
イミディエイトウィンドウで命令を実行する
イミディエイトウィンドウでVBAの命令を実行する。
Enterキーを押して命令を実行する。
プロパティなどの値を返す命令は行頭に「?」をつけて入力する。
イミディエイトウィンドウはブレークポイントやSTOPステートメントで
マクロを一時停止した状態でも使用できる。
マクロ実行中に、任意のデータをイミディエイトウィンドウに出力する
ための命令。
Debug.Print
Sub Sample()
Dim i As Long
For i = 1 To Worksheets.Count
Debug.Print Worksheets(i).Name
Next
End Sub
イミディエイトウィンドウ内では、常に変数の「暗黙の了解」が許されていて
変数を宣言しなくても変数を使用できる。
ウォッチウィンドウ
変数の値やプロパティの設定値などを監視してリアルタイムに表示する。
指定した変数やプロパティが特定の値になった時にマクロを中断する。
ウォッチウィンドウの表示
[表示]－[ウォッチウィンドウ]を実行する。
ウォッチ式
ウォッチウィンドウで監視する項目をウォッチ式と呼ぶ。
ウォッチウィンドウ にウォッチ式を追加するには、追加した変数名や
プロパティを右クリックして[ウォッチ式を追加]をクリックする。
呼び出し履歴
プロシージャが別のプロシージャを呼び出しているとき、デバッグモードで
停止したプロシージャが、どのプロシージャから呼び出されたかを表示する。
[表示]－[呼び出し履歴]
デバッグモードの終了
[実行]－[リセット]を実行する